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離婚に応じない・連絡しても返事がない夫との調停離婚が成立した事例

事案の概要


夫(50代)が妻(依頼者・40代)に対し、日常的に人格を否定することを言いながら怒鳴るなど威圧的な言動をしていたところ、夫の転勤をきっかけに別居を開始し、別居してから3年後に、離婚、子の親権を妻とすること、養育費、財産分与、慰謝料、年金分割と離婚が成立するまでの生活費の支払いを求めた事案。

結果

2人の子ども(2人とも10代)の親権者を母とし、養育費として20歳まで一人月額4万5000円(合計9万円)、月1回程度の面会交流を行うという内容で離婚調停が成立しました。
また、婚姻費用分担請求調停を申し立てたことで、離婚が成立するまで毎月8万円(調停申し立て以前は、0円~5万円で支払いがあったり、なかったりでした)の支払いを確保することができました。
慰謝料については、夫が威圧的な言動はしていないと主張し、証拠もなかったことから、もらうことができませんでした。

財産分与については、夫婦の共有財産がなかったことから、もらうことができませんでした。

解決のポイント・解決までの流れ

3年の別居期間中、双方が連絡を取り合っておらず、妻は、夫から生活費もきちんと払ってもらっていなかったことから、離婚調停と婚姻費用分担請求調停を申し立てました。
そして、生活費を確保しながら、離婚の話し合いができ、3回の期日で離婚を成立させることができました。
また、調停成立により調停調書が作成されますので、もし、養育費の不払いがあったとき、いつでも強制執行(給与や預金の差押えなど)ができるようになりました。

解決までの期間

受任から1年2か月(調停申し立てから調停成立まで4か月)

当事者の感想・様子

長年悩まれていた離婚問題が解決し、概ね満足していただけたようです。

担当弁護士からのメッセージ(担当:大野)

依頼者は、別居後、ずっと離婚を希望されていましたが、夫に対し、恐怖心があり、また、夫と連絡も取れない(返事がない)状況でしたので、どう進めていいのか分からず、時間だけが過ぎてしまったので、親族の勧めで、ようやく弁護士に相談されたとのことでした。

また、依頼者が途中、精神的に落ち込まれてしまい、調停の申し立てまで少し時間がかかってしまいました。
離婚問題に限りませんが、問題が解決するまでの間、当事者は、ストレスを抱えることになりますし、解決方法が分からない場合は、長い間、ストレスを抱えることになってしまいます。
そこで、問題の早期解決のため、早めに、一度、弁護士にご相談ください。
この記事を担当した弁護士
弁護士法人かばしま法律事務所 パートナー弁護士 大野 智恵美
保有資格弁護士
専門分野離婚
経歴福岡県直方市出身
熊本大学法学部卒業
西南学院大学法科大学院
司法試験合格
弁護士登録(福岡県弁護士会)
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