自分が把握していなかった財産についての財産分与と年金分割を獲得した事例

事案の概要

夫から離婚を請求された妻（依頼者）が夫に対し、養育費、財産分与、慰謝料、年金分割を求めて離婚調停を申し立てた事案。

結果

養育費について２人で６万円、財産分与として、妻が管理していた預貯金に加え、夫から２００万円の支払いを受けること、年金分割の按分割合を０．５と定める内容の調停が成立した。

解決のポイント・解決までの流れ

当事者間での話し合いでは、妻は、夫の預貯金や退職金の見込額を一切把握していなかった上、年金分割や養育費についても話し合いができない状況であった。そこで、調停を申し立てたところ、調停期日では夫側に、夫の預貯金や退職金の見込額を明らかにしてもらい、それらを財産分与の対象に含めて、財産分与を受けることができた。また、養育費や年金分割についても、相当な金額での合意ができた。

解決までの期間

受任から調停成立まで４ヵ月

当事者の感想・様子

請求が概ね認められ、満足していただけたと思われます。

担当弁護士からのメッセージ

財産分与に関しては、こちらが把握していない相手方の財産もあることから、調停手続の中で開示を求めていくと良いと思います。
また、弁護士が関与することで、財産がありそうなところや開示させる手続についてもサポートできると思いますので、お気軽にご相談ください。

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