裁判で威圧的な言動をする夫との離婚が認められた事例(別居期間3年)
事案の概要
結婚後、夫(40代前半)が威圧的な言動をし、生活費を十分に渡さない上、育児や家事にも協力しなかったことから、妻(依頼者・30代後半)は、ストレスで体調を崩したことから、夫に対し、離婚と親権、養育費を求めた事案。
結果
子ども(3歳)の親権者を妻として離婚すること、養育費として子どもが20歳になるまで月3万円を支払うことが裁判で認められました。
解決のポイント・解決までの流れ
夫は、普段から威圧的な言動が多く、子どもに執着し、離婚を拒否していたため、当事者だけでは離婚の話し合いがなかなか進まなかったことから、ご依頼がありました。
弁護士が妻の代理人として関与しましたが、夫が離婚を拒否し続けたため、離婚調停を申し立て、調停不成立の後、すぐに離婚の裁判を提起し、離婚が認められました。
解決までの期間
受任から離婚成立まで約1年9ヶ月。
当事者の感想・様子
依頼者は、離婚することができ、大いに満足されていました。
担当弁護士からのメッセージ
今回の事案のように、相手方が離婚に消極的な態度の場合、当事者だけではなかなか話が進まないことが多く、法的手続を進めていくことになります。
どの段階で、どのような手続を、どこで取るべきかについては、事案によりますので、一度、弁護士にご相談ください。
この記事を担当した弁護士
弁護士法人かばしま法律事務所
パートナー弁護士
大野 智恵美
保有資格弁護士
専門分野離婚
経歴福岡県直方市出身
熊本大学法学部卒業
西南学院大学法科大学院
司法試験合格
弁護士登録(福岡県弁護士会)