婚約者と名乗る女性からの慰謝料請求の裁判に勝訴した事例
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事案の概要
依頼者(女性)が独身男性と肉体関係を持った後、男性の婚約者と名乗る女性(相手方)から慰謝料200万円を請求され、支払いを拒否すると、裁判を起こされた事案。
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結果
裁判所は、仮に、男性と相手方が婚約していたとしても、依頼者が、男性から婚約した話を聞いたことはなかったとして、相手方からの慰謝料請求を認めませんでした(依頼者が勝訴しました)。
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解決のポイント・解決までの流れ
依頼者は、男性から婚約者がいるという話を聞いたことがなかったため、婚約者と名乗る女性からの慰謝料請求の裁判では、徹底的に争いました。依頼者に有利なSNSの投稿を提出し、男性を含め、関係者の尋問を行った結果、依頼者の言い分が全面的に認められました。
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解決までの期間
受任から判決まで2年
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当事者の感想・様子
依頼者の主張が全面的に認められ、満足していただけました。
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担当弁護士からのメッセージ
この事案では、相手方の主張を徹底的に争ったことで、解決するまで時間は掛かりましたが、依頼者の望む結果になったのでよかったです。
裁判を起こされた場合、どうすればいいか分からない方が多いと思います。何もしない場合も、裁判手続が進んでいきますので、できる限り、お早めに、弁護士にご相談ください。
この記事を担当した弁護士
弁護士法人かばしま法律事務所
パートナー弁護士
大野 智恵美
保有資格弁護士
専門分野離婚
経歴福岡県直方市出身
熊本大学法学部卒業
西南学院大学法科大学院
司法試験合格
弁護士登録(福岡県弁護士会)